no motor,no life

ラジコン(電動RCカー)を始める費用はいくらかかるのか(前編)

bar 今40歳前後の人で子供のころにラジコンで遊んだ人は少なくないと思いますが、”ラジコンカー”と大カテゴリで括ると、数千円(親が買ってるので多分子供は値段知らないw)〜数万円まで色々あります。私は1/10(実車の1/10の大きさ)ツーリングカー(いわゆるSuperGTみたいな箱車)から始めたのですが、このクラスは動かすための周辺機器も基本は別途必要になってくるので、ラジコン(ツーリングカー)遊びを始めるにあたっていくらお金が必要かまとめてみました。
短くまとめる力が無いのでw、前後編の2記事に分けて書こうと思います。
私のブログはアクセス数とか滞在時間とか何も求めて無いのでもう前編の前段で書いちゃいますがw、初めてラジコンをやる人だとだいたい2万円、または7万円ほど必要です。 あくまで初めにラジコンを走らせるまでの費用であって、遊び続けるためのランニングコストは含みません。
細かく知りたい方は先へお進みいただければと思います♪



■一番手っ取り早い始め方
メジャーどころで言うとタミヤで1/10ツーリングカー(またはバギー)の完成品が、実売価格だと20,000円前後で実店舗や通販で売られています。XB(エキスパートビルド)というシリーズで、これを買うと動かすためのコントローラーなど機械が一式入っているので、充電すればたぶんすぐに動かすことができます。たぶんと書いたのは、コントローラー(プロポ)の電池が必要だと思うからで、車側のバッテリーは含まれているようです。私はXBシリーズを買ったことも手にとって見たことも無いので、正確には購入されるお店の人かネットショップの説明を確認してくださいw
費用的にXBシリーズが一番安く収まると思います。
 ※コースによってはタイヤ変えた方が良いかもしれません。買った事ないけどタミヤのタイヤなら2千円以内で買えるのではと思います。

ただし、ここからこの遊びにハマっていくと、既製品=やり込んでいく人には色々物足りなくなるのは大人なら経験していると思うので、私はここは見向きもしませんでしたw 初めに入っているコントローラー(以下、プロポ)、バッテリーなどが殆ど要らなくなるからです。


サーキット行くことを決めていてそれなりに続けようと思っている人
私はここスタートです。色々と個別に買っていく必要があり、値段もピンキリという底無し沼となりますw

先に紹介したタミヤのXBには(たぶん)一式揃っていると書きましたが、こちらは以下の物を揃える必要があります。
1.シャーシ 2.ボディ
3.モーター 4.ESC
5.サーボ 6.送信機(プロポ)
7.受信機 8.バッテリー(車両側)
9.充電器 10.タイヤ

順番に、
1は、1/10スケールの車両だと数千円〜10万円くらいするものがあります。
私が買ったのはタミヤでエントリーモデルのTT-02シャーシと呼ばれるもので、これに色々オプションパーツが付いたTT-02Rというものです。知らなかったんですが発売からだいぶ年数が経っていたようで、お店にポツンと置いてあったものを最新だと思って購入しました。

13,000円くらいですが、たぶんもうたまたま実店舗で出会さないと買えないと思いますw
シャーシにはサスペンションも含まれます(TT-02Rの場合は大体の実車と同じオイルダンパーが付いてます。これがノーマルのTT-02だと違います)。
なぜTT-02シャーシを選んだかというと、ラジコン未経験だと色々壊すからと経験者からアドバイスをもらったからです。実際、足回りはたいがい壊しましたがw、タミヤのこのモデルはパーツ供給に滞りが無いので大体どこでも買えるし、しかも安い(サスアームというパーツで数百円)ので、練習の手返し(※)が良いからです。
 ※修理、メンテ、部品待ちに時間をかけず実走行時間を多く作ることができる状態。

もっと安いものもありますが、パーツ入手が困難だったりで、よく壊す初心者だと十分に練習できなくなる問題が起きます。私もたいがいTT-02Rで破壊と再生と一人ソレスタルビーイングを繰り返しながらそこそこ走れるようになった時に、8,000円で買える3racing社のS64というシャーシを買いました。壊す頻度は減ったので、パーツ入手困難であってももそれが理由で走らせに行けないことは無いです。また、壊れる場所にもよりますが、4WDとして走るためのパーツが届くまで無理やり2駆にして走らせるって事もできます(これがまた癖はありますが良く走って楽しいんです)w


後に、TT-02Rは破損以外の理由、アップデートでも色々変えたりしたのですが、始めるためのイニシャルコストだけの説明なのでそこは割愛します。

2は、XBだと塗装済みボディー付きなのですが、シャーシ単体にはボディはついておらず別売です。大体2,000〜5,000円で買えます。

写真は塗装済みです。

あとは塗装も必要なので、缶スプレー(※)が必要な色の本数必要です。1色でも走れます。
 ※タミヤのポリカーボネート用缶スプレーが間違いないと思いますが、私の経験上、白色に関してはバイクのカウル塗装に使った99工房の方がくっ付きが良い(衝撃に強い)気がします。あくまで白だけでそう感じているだけで、他の色はわかりません。タミヤカラーが無難だと思います。

3と4は、これを書かないと説明が難しくなるのでまず前段から。
モーターには「ブラシモーター」と「ブラシレスモーター」という種類があり、私も「ブラシ」がなんだか未だよく分かってませんがw、名称そのままブラシありとなしといった違いがあります(雑w) で、ブラシがついてる方が良いか悪いか、どっちが速いかは割愛しますが、ブラシレスモーターの方は実車でいう電子制御が使えると思っていただければ良いのかなと思います。電子制御でターボ、ブーストを掛けられたり、ブレーキの効き具合、エンブレ(モタブレ?正式名称はドラグブレーキ)の効き具合を調整できたり、加速の山を変えられたりなど色々できます。
一方、ブラシモーターは昔からのモーターで、540サイズと言うのが基本のようです(私の親だと「マブチモーター」とか言います)。こっちは単純にモーターの違い、タミヤで売ってるものだと、スポーツチューンモーターとか、トルクチューンモーターなど物による特性の違いといったことになります。あとは、ブラシレスより寿命が短いようですが安いです。

ようやく前段を終えられましたが、始めるだけならセットで売っているものがあります。私はブラシレスモーターとブラシレス用ESCのセット(とりあえず言葉だけ覚えてくださいw)で8,000円前後の、アマゾンでよく売ってる謎なメーカーではなくラジコンでは名のあるメーカー(GーForce。初なのでここも謎メーカーでしたが、買う前に調べましたw)のものを買いました。とりあえずこれでサーキットを走るだけなら問題ないです。

モーター性能でT数というものがあって、17.5Tを書いましたがど素人には速いので21.5Tがちょうど良いスピードだと思います。

ブラシモーターであれば、ブラシモーター用ESCと合わせて2,000円くらいで買えます(後にバギー用に買いました)。ちなみに、ブラシモーターでも駆動方式とモーターの種類にもよりますが十分にスピードは出ます。好みの言い方では無いですが、必要にして十分スピードは出ます。

レースに出ようと思っている人は、ここからがマジで面倒なのですがw、各主催者によってレギュレーションというものが定められており、指定銘柄や、実写で言うJAF、MFJみたいなラジコン協会認定モーターじゃないと出られなかったりしますので、出ようと思っているレースや近場サーキットのレースレギュレーション(※)を事前に確認しておくと良いと思います。
 ※レースによっては回転制限もあってギヤ(数百円)も何個か買って調整が必要ですが、これは割愛。

なお、レースに出られるようなブラシレスモーター単体なら6,000〜13,000円前後、4のブラシレス用ESCなら大体4,000円〜25,000円のものになるようです。


5はフロントタイヤを左右に切るために必要で値段もピンキリなのですが、よくわからなかったのでプロポと同じサンワ製のものを購入しました。10,000円くらいしましたが、後にもっと安いものがあることを知りましたw
2台目のS64にはプロポとメーカーが違うフタバ製の7,000円くらいのもので、バギーとF1用には3,000円のヨコモ製を使っています。今はTT-02は一旦おやすみにしているので、1万円のサーボがTTに着いたまま余ってます(積み替えが面倒で)w

6、7は3と4くらい長くなるので次回として、やや簡単な10のタイヤ(ゴムタイヤ)について
シャシーに初めからついているタイヤはコースではあまり楽しくないと思うので(使ったことがない)、そのサーキットで一番使われている、または売ってるタイヤを買えば間違い無いです。ただ、ラジコンのタイヤは実車とは違い、エアの代わりにタイヤの中にインナーと呼ばれるスポンジを入れて、エアでのビード上げの代わりに瞬間接着剤でホイールとタイヤを接着する必要があります。この接着済みタイヤというものが大概のサーキットで売られているのでこれを買うと間違いないと思います。自分でタイヤを組むのは趣味趣向がわかってきてどうしてもオリジナルの組み合わせをしたい時かな?と思います。
接着済みタイヤは大体4輪で3,000円前後で売られています。寿命はまだ下手なのでどんなタイヤでも自己ベスト更新し続けているので分かりませんがw、ぶつけてホイールが割れてもエア漏れという現象が存在しないので、全然走れます。密閉じゃなくなるので多少はエアも関係あるかもしれませんが、実車のようにエア圧前提のものでは無いので、ホイール割れタイヤでも初心者の私はベスト更新し続けられてますし、17.5Tギヤ比3.5でも割れたタイヤつかっています。ZENというコースだと、一部ゴムが剥がれたりホイールが割れた貰い物タイヤでも2回目で15秒台(開催されているレースの一番遅いクラスのレンジ)で走れましたので、そうタイヤを買う機会は無いと思いますが、やはり新品は違います。新品は良いので、レースの時は新品またはほぼ新品のタイヤが良いです。
また、ラジコンタイヤにもコンパウンドというものがあり、ハード、ソフトではなく数字(24、28、32とか書かれています)が大きいとハードになっていき、気温が高いとハード、気温が低いとソフトの方が基本は良いみたいです(お店に並ぶタイヤの数字が変わるのでそう思ってます)。
なお、ここで書いたのは溝なしスリックタイヤの事なんですが、タミヤ製のタイヤだと溝付きもあって、タミヤタイヤの事は使ってないので分かりません。

ちなみに、保管は車両から外して買った時の袋などにしまっています。バイクのタイヤにラップをまく(※)感じです。
 ※巻く人巻かない人別れますが、私の場合は酸化しづらい(色が変わりにくい。油分が抜けにくい)な?と見た目だけで判断して巻いてます。その方が憂いが無いってだけです。公道用はまかなくて良いと思います。あくまでサーキット用タイヤをサーキットだけで使う人です。ラジコンタイヤもゴムなので、同じかなと。

なお、タイヤウォーマーというものがラジコンにも存在するのですが、続けるかどうかわからない初心者の方がそこまでお金かけるものではないと思うので当分要らないと思います。私も自前は持ってませんが、お知り合いが貸してくれたものを持ってはいます。ほぼ使ってません。バイクでサーキットを走る時は、私は大きいサーキットなら春夏秋冬路温関係なく必ず使う必須アイテムで万が一忘れたら帰るのでw、ラジコンも競技となっていくとウォーマーを使うのかなと思います(タミヤのレースはほぼほぼ禁止のようです)。

第一弾はこれくらいで。
ここまでで(1〜5、10)、私の場合は約39,000円となります。まだまだですw


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