no motor,no life

筑波TT参戦記2016年6月〜決勝〜

bar 長々と書きましたがついに決勝篇です(笑)
tt03

■決勝 フォーメーションラップから全員グリッドへ。前の人に着いて行って危うく位置を間違える所だったw。
では、F1のスタート風に(笑)。
「水無月を炎の一日にすり変えたいたずらな女神の視線は誰を見つめる?今、シグナルレッドからレーススタート!」

可もなく不可もなく決まって前に出れそうかなと思ったとき、右前に居たターゲットのアプリリアがフロントアップ。ちょっと左に傾いたのでこっちに倒れるような事がないか思わず見てしまったと気づいたときは右手も止まっていて、数台に前に出られてしまったw。
シーケンス 01.Still001

あきらめず加速を続け、ドインが1台分空いているけど、F1なんかでは止めきれずはらんで接触ガラガラガッシャンって事が多いので、大人しく後ろに付く事にしました。最近筑波は赤旗が多いので、クリーンレースに協力(という言い訳w)。
シーケンス 01.Still002

1コーナーで身動きとれず数台に抜かれて「クソ!最下位かよ」と思ったけど、前に2本出しのGSX(K溝さん)は居ない。仕切り直しに1ヘア進入で1台パスして、もう一台ミスした車両を抜けそうだったけど、こっちも旋回中だったしやっぱり事なき1周目に協力って事でw そのまま1ヘアを立ち上がる。

それから数週、アプリリアRSV4の位置を確認し様子見。K溝さんも真後ろに見えてヤバイ抜かれると思ったけど何とか踏みとどまる。
シーケンス 01.Still003

ただ、やっぱりストレートで前のバイクは速くて分が悪いので、2次旋回は考えずに2ヘアはとにかく早めにガスオン。ラインはめちゃくちゃだけどお構いなしwダンロップ立ち上がりで前と一気に離される状況だけど、あまり自分自身は得意と思っていないブレーキングで、特に1コーナーで急激に追いつく展開。思わずミドルから進入するラインを取り続ける走行となり続けました。

路温も59度なので、進入で溜めた熱でタイヤブレイクしないように脱出ははらみ気味で少しフロントを開放した方が良いかなという算段もありました。この集団では自分が一番酷使しているように見えて(←それでもセンター付近だけど)、タイヤでコケルならまず自分だし、10周とも全力で攻め切る予定なので。
 ※このタイムじゃ何も起きないかもしれないですが、まだB枠レベルでの
  走行データが少ないので、安全パイを取りました。

アプリリアRSV4が1台前のハイサイド未遂車両を抜いて前に出てしまい、ターゲットが消えてしまうのはマズイと同じ車両を1コーナーでパッシングするも、アプリリアはもう1台抜いていてはるか彼方へ行ってしまいました。そして、またラップタイマーを押してなかった事に気がつきましたw

今度は目の前にパニガーレ(リアの形状から新型R1だと思ってた。確かに新型にしては人間身のある加速感でR1っぽい無機質な嫌味は無いけど、ドカ的なラインを通るんだなと見てましたw)やっぱり、どうしても前のインがガラ空きになるので減速し過ぎないよう、ミドルやインからインを差すようなライン取りをしてしまい、ラインはめちゃくちゃだったけど5秒5が出てたみたい。動画で見たら、特に1ヘア2ヘアのラインはボロボロにイカレてて我ながら笑えましたw後ろにつくライン取りをしても自分はダンロップが遅くて変わらなかったし、ミスが重なっても最終進入と1コーナーで相殺できるのは分かったので兎に角プレッシャーをかけるよう、インを付いて視界にR1000が入るように試みました。

レースはそのままの展開が続き、順位は入れ替わることなく無事チェッカー。順位は16位だったけど、3位以内でもないしそこは何でも良い。
後で動画を見るともっと積極的にいけたかなと思える所もあるけど、基本的にまだタイムが遅いところを上げないとダメ。位置なりに考えた事を実践して最後まで動き続けて完走できた事はうれピーw。
あと、4秒には届かなかったけど5秒506で決勝でベスト更新。アプリリアRSV4についていければもしかしたらだけど、この位置とこのタイムしか出なかったのも今の実力。9月のTTも暑くなってくれると自分は楽だな。ただし今日くらいまででお願い(笑)。

コースマーシャルの皆さんに手を振り、レース前に「完走して勉強する事」と言葉をかけてくれたKENZ川島さんとも目で挨拶し、449さんをピットロードで見つけサムアップ。azukiさんにバイクを渡しレース終了!
イエローも無かったので全員チェッカーを受けた様子。
上で書いたほどの接戦(※)ではなかったけど、ラインぐちゃぐちゃでもw最低限のレースの形にはできたかなと思うし、クルー的視点でも楽しんでもらえたようで良かったです。
 ※筑波のメインストレートで0.6秒差でも結構離れてるんですね(笑)。

決勝の動画


初めての公式レース参戦でしたが、怪我してないので最高に楽しい以外の言葉はありません。いつの間にか20代後半まで全く興味の無かったバイクレースを始めてますけどw
9月も引き続き参加予定。まず完走前提での4秒アベ3秒台突入を目指して頑張ろうと思います。
応援してくださった皆様、S藤さん&K溝さんとクルーご一行の皆様、そして我が軍wピットクルーの449さん、azukiさん、ヘルパーの望月さん、ありがとうございました!


■メモ ・2mmでも良いからハイスロ化。ストレートは休む場所。苦労したくない(苦笑)。
・排気デバイスは取ったほうが良いか確認。サイレンサー&フロント廻りはOH。


■GSX-R1000L1 車体メモ 箇所/ 調整範囲 / STD / 現在値
FI/ 16.5 / S→4 / H→8
FT/ 6 / H→4 / H→1(+1/2)
FC/ 8.5 / H→5 / H→6と1/2
RI/未確認/未確認/全抜きから1と3/4
RT/ 4.5 / H→2と3/4 / H→3/4
RCLow(内側)/ 5 / H→2と1/2 / 未確認
RCHi(外側)/ 5 / H→3 / 未確認+2と1/2
サスの状態/ F:18,900kmでOH。現在27,400km
R:27,300kmでOH
フロントバネレート/ 0.975(STD) → 1.05
Tire:前後SC1(リア200)
・筑波2000:前後:約25分
空気圧/
・F:1.9(ウォーマー)→2.05 R:1.85(ウォーマー)→2.1(後)
路面温度は45度〜59度
スプロケ・チェーン/ 15(↓2)-42(STD)・520

PAGE TOP

bar コメント (6)件

  1. azuki より:
    お疲れちゃん!
    もてローよろしくです!
  2. regu より:
    初めまして!動画見させていただきました!
    バックストレッチでメーター250出てますがスピードヒーラーで補正されてますでしょうか??
    • DirtyCloud より:
      < reguさん
      こんばんは。はじめまして!
      今の所、予算の関係で優先度低なのでメーター補正はしていません。コースの各ポイントを補正無しの値で覚えて良し悪し判断をしているので、補正しなくて良いかなと思いまして。。。1秒タイムアップしたという情報を見つけたら手を出そうと思っています(笑)。
      • regu より:
        御丁寧なお返事ありがとうございます

        自分もそのうちNBクラスに参戦したいなと夢見ておりますのでとても参考になり楽しく拝見させていただいてます!
        9月も頑張ってください✨✨
        • DirtyCloud より:
          私のレポートが参考になっていましたら嬉しいです。
          参戦の計画、楽しみですね!
          次回もがんばります!

DirtyCloud へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です