no motor,no life

くもさんぽ-茨城〜栃木篇-

bar 歩き始めると足腰がガクガクするほど弱っていた。終電で帰ってお茶漬けか肉まんを腹に入れ、平日の朝は6時起きで仕事を開始。サーキットの日はもっと早起きの生活が3週間続く。
正確には、仕事は何処にでも居る”自分の存在理由を不必要に内外にアピールしてかき乱す営業”の全日本クラス=世界ランカークラスが居たお陰で忙しくさせられたのだが、そんな生活も仕事が片付くと共に終わったところで、エネルギー充電になるバイクはバイク屋でメンテ中。手元にあるモーター(エンジン)といえば、トランポのステップワゴンと、テレビ横で黒光りしてるエンジカーのメルセデスAMG-DTM車(ラジコン)。トランポでサーキットは走れない。ラジコンには10年くらい火が入っていないし、点火に大量の電池と専用ガソリンが必要なので手軽には動かせない。ならば身体のモーターを正常にしようと金曜の夜に誰かを飲みに誘おうとしていたら、ちょうどハンマーモード入り中のYoshikazuさんから連絡が入って来た。時間と場所を決め、御徒町の焼き鳥屋で充電してからの帰宅後、トミンで何時ものメンバーが走ると言うので449さんと連絡を取り、胃が焼き鳥以外にもとにかく肉を欲していたので、カメラマンでもして夜はトミン近くのヂンギスカン屋に強制連行しようかと思っていた。当日ある男に会うまでは。

翌日、トミンに着いたら、先着の449さん(バイク修理中)ほか、おもちさん、E本さんが走行しており、談笑していると1台のバイクが左眼の視界に入るか入らないかの絶妙な位置に停車した。走行予定の赤Z100(今年の初めに黄色くなったが)-M月さんであるのは目をM月さんに向けなくても分かったが、いつもは黄色いのにぼんやりと赤いのが分かったものの、Z1000を赤く塗ったのかと一旦整理してしばらく談笑を続ける。一通り話しが終わり、M月さんの方に目を向けると。。。M月さんの横に、見るからに新車の2012年型ZX−6Rが居る。細い目をかっぽじってみたが、やはり新車のZX−6RとM月さんだ。これには驚いた。449さんはこの事を知っており、僕にはこの日まで箝口令を敷いたとの事。M月さんとサーキットを一緒に走るようになってから7年くらい。かねてからM月さんにはSSに乗ってもらいたいと思っていたが、話し振りでは当分Z1000だろうと思っていた。12月頭に取ったというモテギのライセンス講習&実走もZ1000だったようだ。これで、R1000と排気量は違えど、同じSSバイクライダーとなったM月さんを一目置かないわけにはいかなくなり、来年が楽しくなってきた。2012年型の6Rといえば、今でもレースではこの型がブイブイ言わせており、WSSではソフォーグルが2012年に続き、今年もチャンピオンを取った素性の良さそうなマシンだ。これがCBRだったら「M月さん、あなたもか。」と、僕は失望していたと思うが、6Rを選んだという所が、自分のバイクでは無いのになぜだか嬉しい。そして、この日はトミンでシェイクダウンをし、なんでも明日はazukiさんとモテギのスポ走だという事で、僕は忘年会&新車祝い&モテギでサポート兼カメラマン役として急遽水戸の定宿に泊まる事にした。後に追加でazukiさんの生誕祭でもあった。

ZX-6Rは先週納車したようだが、オイル交換を行っただけでほぼ慣らしはなし(トミンへの自走くらい)。だんだん6Rに慣れて行くのを見ているのは楽しかった。SSに乗るのは15年ぶりらしい。慣熟走行&工具が足りなくてFタイヤはOEMのままとは言え、一緒にコースを走っているライダーは、M月さんの本当のバンク角を知らず、遅い人だと思いながらパッシングしているのかと思うと滑稽でもあった。走行後にもオイル交換を行ったが、整備性の悪さにはR1000の前に乗っていた2007年型6Rを思い出す(苦笑)。エキパイの方を向いたドレンボルト、スプロケの上に位置するオイルフィルター。リヤタイヤも変えたが、ホイールの戻しにくさに作業人数が1人→2人→4人(チェーンをはめる人、キャリパー持つ人・・・)とコントのように増えていき、最後には1人で良いなと正常に戻った(笑)。

トミンから水戸へ向かい、水戸駅前の定宿にチェックイン。偶然にもモトGP観戦で泊まった日と全く同じ部屋だった。しばらく時間を置いて、再びいつものメンバーで合流。しばらくお店を探すもどこも満席で居酒屋難民になりかけたところ、449さんが締めで入る予定だったお店「かにや」さんに1件目で突入。まず値段にびっくりしたが、毛蟹を食いたいでもなく肉を食いたい僕は、鰹のたたき、クジラのスタミナ焼きとクジラの刺身、蛤焼きがそこそこの値段でそこそこのボリュームで食べられたので大満足だった。鰹のたたきと蛤は間違いないし、クジラのスタミナ焼きは、簡単に言うと怪しまれるが最高だ。変に野菜と一緒に焼かれて盛られはしない。クジラ肉だけでドンと出てくるところは、しゃれおつなお店のようにヘルシーさに目を向けることもなく、「トラコン?飛ぶ奴は飛ぶんだよ。」といったニュアンスで良い。

2件目は隣のジンギスカン屋と決めていたがここも満席。水戸の駅周辺にはチェーン店も含めて居酒屋さんは多い方だと思うが、人口が100万人くらい居るんじゃないかと思うくらいどこも満席だ。結局、当初は満席で断られたいつものとんかつ屋「らくてん」へ入店することができた。ここは味もボリュームも間違いないので安心できる。一時の「8回9回に同点でもとりあえず浅尾&高橋聡&岩瀬投手」くらい、僕の水戸での1stチョイスである。とんかつ屋だけど、刺身や魚のメニューも多くてボリュームもあるからお気に入り。大人になるのは面白い。子供のころは、TVで見ていた「水戸黄門」関係にこんなに近づくとは思ってもみなかった。

宿で暖房を入れたまま寝てしまい、喉カラカラでチェックアウトし茂木へ。azukiさんボンゴのボンネットに、たぶん宿の屋根からたれ落ちたであろう水が凍って張り付いている。コースはもとより、道中凍結してないかと思いながらもZX−6Rを積んでツインリンク茂木へ到着。まず、昨日は工具が無くて出来なかったフロントタイヤの交換を実施。さすがに茂木をOEMで2011年製造のBT016で走るのは自殺行為だ。前日のトミンもフロントの接地感が無かった様子。二人をコースへ送り出し、449さんと僕は449さんのサンバーで2コーナー、5コーナー、130R、S字、V字後のヘアピン、ダウンヒルと移動して写真を撮りまくった。車がないと、広い茂木をこれだけ回るのは無理だ。130Rは迫力があって、どのライダーも上手く見える。azukiさんも、普段トミンでみるazukiさんらしくない動きで(笑)、走行しているライダーの中で雰囲気(←これ大事)も充分にあり、伸びしろだらけといった感じだった。新しいツナギも良い。M月さんはだんだんSSに慣れて、普段のM月さんらしいフォームになって来た。二人とも3枠走ったが、それぞれの走行回数&路温を鑑みてもタイムは良い感じだったと思う。あ、えらそうに書いているけど、僕は茂木を走ったことは無い。筑波で3秒台か3秒切ったらもてぎライセンスに変えようかなと思うくらい、他のライダーも楽しそうだった。

走行後はお土産やを冷やかしだけでなく、飴入りの缶を購入。リストバンドがあったら欲しかったけど、最近見なくなった。夕食にはちょっと早いってことで、翌週はしどきでまた集まる事もあり449さん、azukiさんとはここで解散。僕はM月さんと6Rを積んで、常磐道で74JK帰りらしき自走ライダー数人を横目に帰路へ。

途中、PAでバイク屋さんから連絡があり、考えた結果、エンジンはやっぱり先に腰上をやった方が後々色々と良い(新型の値段次第では買いたい事をしっている。)との事で、腰上OHをやってもらう事に決定。そんでもって、後日、良い方に追加連絡があり、欲していた米国製のブツも安価で手に入れることができそうだ。今から来年の走行が楽しみで仕方がない。

M月さんとは、飲みでYoshikazuさんに話したら行きたがった新東京の2stカートを誘って解散。カートは、唯一、モータースポーツで怪我をしているので未だトラウマ(※)だけど、バイクが手元に無いとなったら話しは別だ(笑)。
 ※怪我よりも箇所が問題。体重と横幅のある僕はストレートが伸びないので、
  突っ込み太郎ペトルッチよろしくヘアピンに突っ込んでパッシングするし
  かなく、楽しすぎてバカみたいな周回数を走ったのものあるが、合って
  いないシートにアウト側の肋が圧迫され続け、ひっくり返っても転けても
  いないのに肋が折れました。形あるものは壊れるので仕方が無い(?)ので
  すが、肋は痛い。笑ったり寝返り打ったり、風邪で咳が止まらないときは
  最悪だった。もう笑うしかないけど笑うと痛いので怒り笑うしかない(笑)。

他人の走行は、カメラさえあれば案外見てるのも楽しいという事が良く分かった2日間だった。段差につまづく以外、転ける心配は一切無い。

その日の夜、家に戻ったら、また暖房を入れたままバタンと寝てしまい、翌朝起きたら鼻と喉をやられ完全に風邪をひいた。次の日は仕事を一般的な定時で切り上げ、暖かくして8時間寝たら、鼻喉を除き今年一番キレキレの体調になった。
今年の12月は、冬になりきれない冬が頑張っている。

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bar コメント (2)件

  1. azuki より:
    丸投げしちゃってごめんなさい。忘れかけていた当日のことを思い出すことができました(笑)。
    そういや土曜はシェイクダウンでしたね。前回の走行のことばかり考えててすでに忘れてた。
    毎年恒例の自分の誕生日の記事書くの忘れるくらい(笑)。
    関係無いんですけど“本当のバンク角を知らない~”ってので「キミはまだ本当のガンダムを知らない」ってのを思い出しましたw

    雰囲気はツナギがカッコいいから出たんですよ。トミンのazukiさんは自分で作った限界と壁を越えられないのです。あれ以上は怖くて危なくて死ぬぐらいの思い込みに囚われています。
    写真は本当にありがとうございました。たくさん使わせて頂きました。

    ではお大事に。キレキレでしどきを楽しみましょう!
    • DirtyCloud より:
      >azukiさん
      M月さんがサイコフレームで出来ていて、M月さんからファンネルが出る事とか、他のライダーはわかるかな〜。わかんね〜だろうな〜。写真を撮るだけってのも意外と楽しかったですよ。前夜祭があっての事だけど(笑)。
      現時点で、鼻と喉以外は完璧に仕上がっています。では土曜にしどきで!

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