トミン85回目‐足回り見直しとトラコン調整‐
3月18日(土)。午前バス釣り(釣れてない)からの午後トミン。天気は晴れ。昨年のTT最終戦前後で躓いた事から予定より一冬を超えちゃいましたが、大きいコースのスポ走にも体が馴染んだところで、一段落付けて足回りとトラコンをトミンで半日いじってみる事としました。良い悪いは自分で体験しないと信じられないのでそれはもう色々さわりましたよw
■まず、発電機が止まる問題 使用開始3回目くいらいから勝手に止まる事が何回かあったんですが、この日は30秒程で止まる。前回の筑波で斜めにしたら止まらなくなった事を思い出したところ、丁度止まるときにオイル不足ランプが一瞬着いたのが見えたのでオイルを足したら解消しました。
問題を確認してる間、お隣の爽やかな好青年がタイヤ冷えちゃいますよと発電機を貸しくれて助かりました。
■サス調整スタート 現状は一昔前より緩い、昔こけた後にやったSTDに近いリハビリセッティング。もう少しタイヤを働かせてみるに
良い機会かな(←以前から僕はタイヤが荒れない。良い事だけど使えて無いと言えるケースが多そう)と思って
。本とか読まないので間違ってるかもしれないけど、旧江戸川や浦安で地球を釣りながらできるだけシンプルにと考えていた事は、
1.転がり感のある前後車高をイニシャルで決める。
2.伸圧で旋回する姿勢、運動性を作る。
結局ガチガチに締め込んだ例を良く見聞きするけど、基本的に2速のトミン1コーナー進入/脱出が決まるように作業をスタート!の前に、終日走っても走ってもフロントセンターが団子タイヤでした。筑波で拾った団子がウォーマーによってコースイン初めから高温状態からの同化となったか?「タイヤセンターなんか計1秒も使わないからいつもですよ」って言えたらカッコいいけどw
■1.リアイニシャル1回転で車高を上げる まずはじめに、トミンの情報通ならご存じの樹木伐採で帝王コーナーの景色が明るくなったので数周はここ違う感がパない感じでしたw。午前の早めから陽が当たるようになったみたいで、午前走行にいい感じだと思います。
走りは1コーナーは動きも悪くないけど、他のコーナーでケツが高いままで動かず倒しにくく、ギアは違う(=減速感)けど多分筑波のヘアピン3カ所でも嫌なはず。立ち上がりの加速でトラクションが逃げてる感じがする。これは27秒で回ってた2月の回以外は今年になって毎度の事。さすがに逆履きを数回繰り返したタイヤはダメっぽい。
■2.前のイニシャル1回転で車高を上げる。 どのコーナーもブレーキングで止まらなくなる。
■3.後ろの圧を1回転掛ける 加速力が外に逃げる感は変わらず。
■4.前の圧を1回転抜く 止まらない進入で入って行かないのも変わらず。ここまでで1〜3の症状に改善見られず。
ここまでやって1/2や1/4の+-で調整するどころじゃない方向性って結論ですが、元のSTDぽいセットに戻すのもあれなので、昨年感覚を狂わした前のセッティングに戻してみました。
■5.2015年6月ベースのセット イニシャルはリアを元に戻してフロントを高め(イニシャルで+3.5回転)。主にフロントのキャラが変わってこれだったわって感触で1コーナーは問題なし。良く止まるようになったのでアクセルを閉じるのも我慢でき、ガツンとブレーキで無理なく走れるようになったので1速のコーナーも怖くなく、最終の進入位置に選択肢が持てるようになった。
■総評 この日の調整した感触や見ていた449さんと話しての個人の感想ですけど、このバイクはSTD車両(※)の場合、リアは低いところ(←イニシャルを増さない)でバネのストローク長を確保してサスが入るようにしておき、調整は主にフロント主体で味付けするんだなと思いました。リアの車高を出すなら、イニシャル操作ではなくて良く最近のGSX−Rに関して聞くようにシムを入れるか車高調サスを入れるのが正解みたいです。車種限らず当たり前ですかねw?理解できてるか知らないけど、分かるのに時間かかったなw。分かっても金棒は入れませんけど。フロントのバネは筑波を考えると分かりやすいSTDに戻してもよさそうだけど、先の有無という点ではバネ以外の方法で何かしら手は探してみてもよさそう。
※フロントのバネレートはSTDではなく1.05にUP済み。STDできつかったのは
今思えばブレーキングが厳しい(冷却区間が短い)真夏のトミン27秒前半走行時で
あって、他のコースは問題ない気が。
■今日の最高速 124.0km/h(GPS)。スピードが出ないとブレーキングがつまらないので走ってて「ん〜」と思っちゃうけど、止める&進入のために人のやる事が増えて走らせがいは前よりあったり、ストレートとコーナーどっこいどっこいでバランスがとれてます(苦笑)。でもトップスピードは最低でも現ファイナル(2.68)で旧ファイナル(2.80)のスピードに戻す事は目標で。※机上の可否はわかりません。僕以外なら可能かなとw。本当にこのコースでタイム出したくて悩むくらいなら旧に戻します。
■トラコン
導入からいままでほぼ掛かるところを見なかったトラコン。フェールセーフ的に立ち上がりで良く発動しがちにしておけば立ち上がりのけり出しに使えるようになるかなと、本来そういう物なのだけどw、そう使う方向で考えるようにしてみました。
動画で予め確認して、直線部分で掛からないようにしつつ立ち上がり付近の回転で掛かるように調整。毎回/毎コーナーではないものの思ったようには作動していたので、あとはできるだけ新品タイヤで筑波でもこうなるように調整してみようと思います。
メーター上の青いランプがトラコン作動時のサイン。この位置で掛かったのは記憶にない。体感で作動を何も感じません。
ファイナルをロングに変えた分立ち上がりで開ける量を増やす必要があるので有効には使えるはず。もちろん信用はせずに注意してちょっとづつ。
あ、最後に、この日は110周程度で速くても28秒4台多発程度と遅いし疲れなかったですw。
特にメモする事は無いけど、昨年最後の筑波走行から外足がステップにたぶん触っているけど掛けるに至ってない事があって顕著化してきた。旋回中は外足の内股と内くるぶしが掛かっていれば良いのだけど、忘れてると立ち上がり直前におよよとなる。立ち上がりのトラクションが逃げる感じがするのはこれが要因の1つかも。
翌日はazuki氏のもてロー/スープロピットクルーからの海釣りで、その翌日は良く寝て撮りためたテレビ番組の鑑賞と充実の3連休でした。
■GSX-R1000L1 車体メモ 箇所/ 調整範囲 / STD / 現在値(変更値)
FI/ 16.5 / S→4 / H→9(+3と1/2)
FT/ 6 / H→4 / H→3(+1/2)
FC/ 8.5 / H→5 / H→6と1/2(+1)
RI/未確認/未確認/全抜きから2
RT/ 4.5 / H→2と3/4 / H→3/4(+1と3/4)
RCLow(内側)/ 5 / H→2と1/2 / H→2と1/2
RCHi(外側)/ 5 / H→3 / H→2と1/2(+1/2)
サスの状態/ 27,700kmでOH。現在28,800km
フロントバネレート/ 0.975(STD) → 1.05
Tire:前SC1/後SC1(リア200)
・F/Rともに筑波100分、トミン55分
スプロケ・チェーン/ 16(-1)-43(+1)・520
シフトセンサー:受け取り時+2
トラコン:4
その他:エンジンオイルのみ交換