no motor,no life

筑波TT参戦記2016年6月〜車検から予選まで〜

bar 初戦なので長くなります(笑)。

■サーキット入り 6月20日(土)。AM3:00に起床して4:30頃に筑波入り。ちょっと来るのが早くてまだ警備員さん意外は動いてなかったけど、まずバイクとライダーが会場に居る事が大事なのでそこはクリアw


■搬入 有料テントをTN1クラスのS藤さんと借りたので、クルー到着前でしたが6:00頃に車でパドックに入って搬入する事ができたのでとりあえず一人で荷卸し完了。6:30からは地下通路がオープンするだけの事なんですね。よく分かんないなw 当初はみんなで台車やカーゴで運ぶ予定でしたが、おかげでかなり楽になりました。
クルー2名にはそのまま付いたら受付をしてもらい、パドックの方はいつの間にかS藤さんたちが設営してくれていたので大助かりでした。

■新・鈴木軍R、+KENZ ネーミングはプロレスのヒール軍団&中二っぽく&しがらみなくというか、壁なく自由に戦うがテーマですw
ピットクルーはいつものメンバーで、
チーメカ:ジェレミー・ガルブゼラ・マクシミリアーノ449さん(日本人)
チーメカ子分:T.T”絶好調男”azukiさん
メインカメラマン&ヘルパー:赤Z”theフルバンク”M月さん
S藤さんクルーのハンマーYoshikazuさんも手伝ってくれました。
KENZさんにも、バイクを年末の腰上OH始めバッチリ仕上げてもらいました。

■車検 NBクラスは7:55から開始。前日にワイヤリングを見るだろうとサイドカウル片側を取っておいたのですが、車検官の暇そうな時に聞いてみると市販車のカウルでもそのまま付いててOKって事だったので、車検待ちの列が前に進む中、動きながらカウルを付けて車検へ。でも、車検官がペンライトでもの凄く奥まで除いてチェックしていたのでカウル取っといた方が良かったかもw
2016-06-20 20.13.48

ツナギに名前と血液型を書き忘れていた以外は一発OKでした。自分の中では車検が一番不安でした。落ちて直せなかったら、来てもらったクルーに申し訳ないですからね。
「走りは決めるぞ」という攻めの気持ちと「車検大丈夫かマジで?」という不安な気持ちが同居するややこしい心理状態の数日間もこれで終わりw
不注意さえなければ次戦も車検に通る整備状態という事がわかったので、次回に向けても大きいポイントです。

■予選前 TN1クラスS藤さんの走りは見る余裕はありませんw。私は朝は弱くはないんだけど、寝不足だと基本的に気持ち悪くて吐きそうなので(苦笑)、なんとか収めて、水分を取ったり、暖機場で同じNBにエントリーしている梨本塾繋がりのK溝さんご一行と談笑したりしながら体調を整え、23番ピットからコースイン。

予選時のチーム紹介で私の自己主張読み上げがグタグタになっていましたがw、正しくはBOOWYの「PLASTIC BOMB」の歌詞ライブバージョンでした(笑)。「手遅れになる前に Do Do Do Do it again!」MCの方に伝わらなかったみたいですが(字が汚かったかも。シングル曲じゃないし。)、次も攻めますよ、ここは。転倒しても痛くないので(笑)。

■予選 路面温度は40度超でまだ気にするほどでもない。前後のバイクは序盤から飛ばし気味だけど、こちらはマイペースで新品タイヤをまず慣らして、路面の感触や廻りのペースを感じながら、さてアタック開始ってところでラップタイマーが消えてる!どうやら計測開始モードにし忘れていたらしいwピットに入っても時間の無駄なので、このままアタック開始。
金曜から最高速に問題を抱えていたのですが、ひょっとしたら伏せる事で手首の稼動粋が減ったり、事実膝が肘のストッパーになってというのも回しながら確認したので、じゃあって事で全開後にさらに指でつまむ様に回してみたら、、、もうちょっとアクセルが回ってエンジン音も変わったw 今度は逆に戻りきらなくて開けたまま最終に突っ込んだりギョッとすることも数回あり(苦笑)、仕方がないので出来るだけ右手をひねり続ける努力でしのぐ事にしましたw。それでも全開にするのに時間がかかるから219km/hがMAX。なんだバッフルとっときゃ良かったなだけど、そう変わらないかも。
2016-06-19 11.54.25
23番が私。手首も腕ももう回らん!w

予選の方は、数周して前に詰まって残りは5分くらい。ピットスルーしても良いけど、自分の予選タイムも分からないし、前の方もストレートが速いので楽には抜けない。ただ、この気温でバテているようにも見え?じゃあ、廻りがそういう感じならこっちは暑さ関係ないからって事で、もともと決勝に照準を置いていたけどこのまま走行を続けて予選をレースシミュレーションに変更。気温30度オーバーでも10周のレースは超スプリントの部類だし、レースより長い15分の予選で主にブレーキと自分に負荷をかけ続けて、しっかりブレーキをコントロールし続けられるか、体を動かせるか、思考をコントロールし続けられるかなどをシミュレート。これがファースト/セカンドローくらいだったらもうちょっとカッコ着くんですけどねw
ラスト2分くらいの1コーナーで前を抜いて、ものすごくクリアになったので、ついでに自己ベスト狙いのアタック準備。ホームストレートに戻ってきてアタック開始!タイムは分かんないけどw出来る限り速そうに走ってチェッカー!
わ〜なんかドベっぽいな〜、ヤバイな〜とピットに帰ってくるとピット計測6秒1でベストは更新していてちょっと安心(笑)。
ホントは5秒台に入れたかっし、あと1周あればと思ったけど、終わった事はレース後の考察として決勝へ思考を切り替え。レースシミュレーションとしての15分間、バイクも自分も問題なしと分かったので、決勝に向けて好感触でここまでは順調。
予選結果は17位でした(NBのクラスはNT1クラスと混走という扱いでクラス別順位もあるのですが、メンドクサイ意味ない大体同じ排気量/パワーって事でここでは総合順位のみ拾います。要はWSBKと同じですw)。
2016-06-18 10.57.29

ターゲットは、エントリーリスト公開時から決めていたけど2個上に居るアプリリアRSV4。絶対抜かすとかそういう事ではなく、多分TTには3回か4回くらい出場されているライダーさんで、今回5秒フラット前後には間違いなく入れてくると想定。レースで付いていければ、こちらもタイム的に4秒台は必然として入っているという意味で目標にしていました。ドカ&新型R1と違い(※)、R1000とは速いところ遅いところの落差が少ないバイクだろうという点もリズムが合いそうなので好都合です。
 ※筑波のドカは速い。新型R1は人間味なく無機質に速いイメージ。
 
■決勝前 暑い方が好都合とは言え、こちらも人なので水分補給は多めに。もう残りはレースのみなので気は楽ですw
暖機して、スタ前チェックでOKを貰い、意外とキャンギャル連れてくるチーム多いなと羨ましく思い(笑)、お知り合いの方々やクルーに平常心に戻してもらいつつ、スタートからターゲットとの展開、4秒台に入れて完走までを脳内シミュレート。
そして、ついに念願のスターティンググリッドへ。
2016-06-19 11.54.02
GPライダーとかみんなバイクに跨ってるじゃないですか。回り見てるとみんなバイクから降りてるけど、449さんの「ほれ」か何かをきっかけに、自分も跨ってバイク上で待機することにしました(笑)。

2016-06-20 20.15.06
F1とかGPライダーって、ピットやグリッドでバイザーを指一本分開けて隙間から先をじっと見てるじゃないですか。ってことで、自分も真似しました(笑)。以上、まねシリーズでした。
なお、ウォーマは溶けて使えないのでazukiさんの物を借りました。

3分前合図でウォーマとスタンドを外しクルーは撤収。1分前合図でエンジンスタート。
そしてフォーメーションラップへ。エア漏れ疑惑のあったフロントタイヤへの入力確認と熱入れ。問題ない。ブレーキも異常無し。シフター/ステップ回りも異常無し。再び裏ストで加減速、ブレーキ、タイヤのフィードバックを確認し問題なし。グリッド位置を間違えそうになって、ギリギリのところで足で漕いで17番グリッドに辿り着くw。
「処女航海だ。騒ごうぜ!ダダダ♪シャワーを浴びて〜♪wo woo wo♪」(って余裕はこの日も次戦も全く無いw)

決勝篇へ続く。

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bar コメント (2)件

  1. アーブおそまつ より:
    次戦はNitroっぽく椅子に座ってみますか
    • DirtyCloud より:
      >アーブおそまつさん
      そうですね。多分暑いし、みんなで椅子に座って待ちましょうw

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