no motor,no life

梨本塾16回目(トミン47回目)ー甘からず辛からずー

bar 9月26日(日)快晴。練習量が減ってはいるものの、始めて装着するソフトタイヤ”K1”に26秒台への期待を抱いてトミンモーターランドへ向かいました。
トミンへ着くとしばらくしてほぼ同じ仕様のK野さんR1000がお隣に。タイヤも同じ新品K1(笑)。お互い走行が楽しみで仕方なく、この時までは笑っていられました。僕はね。。。

■この日のテーマ どうしたらリッターで転けない26秒台の走りができるかをずっと考えていたのですが、去年のサシ塾で塾長に試乗してもらった時のオンボード(26秒0!)と最近の自分のオンボード動画を比べて、合っているかはともかく簡単に書くと
・クリッピングポイントの位置
・自分はクリッピング前後でさぼっている
他にも違いは多々あれど、まずこの2点を変えてみようと決めていました。
あくまで進入は突っ込むのではなく余裕をもって、かつ短い制動区間でガッツリスピードを落とす→結果、クリッピングを手前にする→向き変えポイントのキャッチを素早く→加速区間を長くできる。これで塾長のポン乗り26秒フラットにちょっとだけ近づけて26秒9台に入れられないかと考えました。

■フリー走行1 テーマを意識しながらピレリSC2→メッツアラーK1の違いを感じて走ってみましたけど、特に縦回転のグリップが強烈でした(SC1もそうかもしれませんが、履いた事がなく。)。旋回中のフィーリングもグリップ感がしっかり感じられて、不安無くアタックできそうな感じ。ただ、ホントはニュートラルな動きだと思うけど、この日の僕の場合は旋回動作、特に引き起こしが重たく感じ、もともと序盤はさぐりさぐりバンクさせているのでこれが余計に気になったのと、ピレリよりワンテンポ遅れてバイクが起きる感覚(←技量が足りないのもあります)。1コーナー後のS時への切り返しで、いつもなら体を先にインへ入れ、続いてバイクはアクセル操作で従順に股間に収めながら加速できるのですが、今回は体の後にバイクがかなり遅れて入ってくるので、空走区間ができてアクセルが開けられない。これはどのコーナーの立ち上がりでも終日同じフィーリングでした。
空気圧は温感で前後2.1。色々調べたけど、もうちょっと下げれば良かったのかもしれません。ここまででタイムは28秒4。

■フリー走行2 ペースを上げてみると、1次旋回2次旋回ともに曲げられない。。。タイヤのグリップを無駄遣いしている感じで、どうやって走らせたら良いか、バイクの操作や体、目線で頑張ってみてもあまり変わらない。。。イニシャルを1回転まで掛けても変わらず、それだけ全部意識して27秒9に入れるのがやっと。テーマの遵守+タイヤのグリップで先は感じられるけど、そこにたどり着く方法が見つけられず、ちょっとお先真っ暗感が。。。同じR1000のK野さんは自己ベスト更新!かろうじて抜かれてなかった(苦笑)。タイヤの消耗度合いは前後共にほぼK野さんと同じでした。比較するとちょっと僕がリアを使えてない感じだったかな〜と。

■タイムアタック 10周の間、8周目まで28秒台。クラスダウンの危機を感じたので集中して2周走り、相変わらず何処でも曲げられてない中でもベストなフィーリングで走った周に27秒66(ラップタイマー)。なんとかゼッケン通り7番グリッドに留まる事に成功!感触としてちょっとだけ光が見えてきた!?

■K-RUN ところがぎっちょん、何故かタイムアタック時のフィーリングがバイクから消え失せ、余計に曲げられなくなって、目線とかバンク時間を長くして無理やり曲げないと走らせられない。。。1コーナー、帝王、最終と、一番やりたく無い方法で旋回するしかなく、無理に前について行ってもタイヤが終われば簡単に転ける走りになるので我慢しました。そうなると後ろにいる10RのO崎さんに何度も鼻先を見せられましたが、ちらっと見えたらブレーキで減速度合いを調節すれば抜かれそうな気配は消す事ができ、走りのリズムの違いからかO崎さんも静観しだしたようで、ただし自分は前との距離を縮められる感じもなく、さあこれどうするべといった感じで20周を無事に終わらせようと我慢の展開。
<スタート>
シーケンス 01.Still001

シーケンス 01.Still002

スタート後の帝王、左、最終(要は全コーナー)は苦手。2周目から色々と信用していいかなという感じです(笑)
シーケンス 01.Still003

我慢しながらも中盤で27秒7〜8に回復して、
これだけあった差が
シーケンス 01.Still006

ちょっと縮められて
シーケンス 01.Still007

ここでイエローフラッグの30km/h制限。
シーケンス 01.Still009
ymkzさんが午前のデジャブな感じてギア抜けコースオフから芝の上で転倒した様子。お祓いかな。。。忍忍。

残り2周で再開するも、まあスピード感がめちゃくちゃで集中も切れ(苦笑)、最終LAPの1コーナーで易々と10Rにインを割られました。そりゃ抜きますよねってくらい加速もできておらず。。。
シーケンス 01.Still011

せっかくなのでクロスラインやろうかなと一瞬思いましたが、容易く入らせたのでインべたで回られチャレンジは即刻終了(苦笑)。
シーケンス 01.Still012
その後の帝王ではギア抜けする始末もそのまま8位で無事フィニッシュ。この20周はトミンを走るようになって以来最悪な走行だったな〜。

ピットに戻るとフロントタイヤがピレリほど発熱していなかったので、僕のブレーキングが甘い事と、空気圧とサスも細かく調整する必要があるなと思いました(イエロー30km/h制限+風で冷めたのもあるかも)。ピレリに戻せばってのもありますが、タイヤは問題ないのでコロコロ変えるのは何か違うな〜と。メッツアラーは見た目の減りが少ないですね。

丁度いい写真を撮ってもらっていたので拝借。
gsx-r1000
写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/
カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄
常に頭に持っているイメージは、この姿勢の左右反転だけでレコードラインを回って26秒で走りたいのです。ライダーの本質は置いといて、可能なら膝も全く擦らなくて良いくらい思ってます(笑)。

その後、Cクラス決勝で大きな単独転倒が発生し、その後のフリー走行は中止。転倒の光景が目に入った時は人が宙に飛んで回っていたので心配しましたが、すぐに立てたので安心しました。怪我も骨折は無かったようで何よりです。年末はみんなで成田山。いや、あえて戦いの神、鶴岡八幡宮ですな! ※僕は実家に帰っています。探さないでください(笑)

■ロガー ホームストレートで-5km/h S字で-3〜5km/h 帝王立ち上がりで-2km/h 左立ち上がりは変わらず。元々捨て気味な区間のロスは少なく、重視している区間のスピードが落ち、半面1コーナーの旋回スピードが+3〜5km/h。制御できず膨らむ → 旋回時間が長くなる → 帝王までアクセル開けられないという絵に描いたような流れ。テーマに決めたコーナー旋回を煮詰めるにはブレーキのメリハリがまだまだ全然だと思います。
最後に塾長にどうですかと聞かれたときは、思わず「簡単にはいきませんね」という言葉が出ました。始めてSC2を履いたときもやはりタイムを落としたので(笑)、何だかんだ上手くやれる気はしていますがどうなるか!?

梨本塾は7月以来の参加でしたが、走行の事はさておきいつもどおり楽しめました。26秒を出すイメトレをして、サスもメンテをしてまだまだ頑張ります!

■GSX-R1000L1 サスメモ 箇所/ 調整範囲 / STD / 現在値
FI/ 16.5 / S→4 / S→12と1/2(H→4)
FT/ 6 / H→4 / H→2 1/4
FC/ 8.5 / H→5 / H→7と1/2
RI/未確認/未確認/全抜きから2
RT/ 4.5 / H→2と3/4 / H→1/2
RCLow(内側)/ 5 / H→2と1/2 / 未確認
RCHi(外側)/ 5 / H→3 / 未確認+1/2
サスの状態/ 車両受取時は走行1年8,000km → 18,600km
Tire/ メッツラー K1 トミン80LAP
空気圧/ F:2.1 R:2.1(温感時)
スプロケ・チェーン/ 15(↓2)-42(STD)・520

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