no motor,no life

バイクでサーキット走行を始めるにはいくら必要か?

bar 単純にいくらあれば走る事ができるのか、サーキットに行こうか悩んでいる人は多いと思います。
自分が思う金額は、バイクは持っている事として最低25万円位から、続ける覚悟度合い(※)と財布に要相談という感じです。
 ※とは言え硬く考えすぎると熱すぎもすぐ冷めるし、
 ゆるすぎも色々な意味ですぐいなくなるからほどほどに。。。
  

ここからは長くなりますが、興味のある方、サーキット通いを始めようと思っている方の参考になればと思い書いてみます。

だいたいコレくらいと簡単に書けるような事でもないので大雑把に書き上げてみると、

■まず初めに揃えるもの
 1.ツナギ、レーシンググローブ、レーシングブーツ、ツナギのインナー 10万円〜
 2.ヘルメット 35,000円〜
 3.脊椎、胸パット 20,000円〜
 4.バッグ、バッグの固定ロープ 1万円くらい(自走で通う場合)
 5.エアゲージ 1,000円〜
 6.ブレーキパッド/ブレーキフルード ???円
 7.セミハイグリップタイヤ 40,000円〜
 8.ラップタイマー 14,000円〜
■考え方次第(2019年追記)
 9.エアバッグまたはエアバッグ付きツナギ

金額は安い値を書いています。装備に関しては本当に値段なりです。メーカーによっては安いなりに1回こけたら破けて修理or終了というツナギもあるようですが、コレばかりは運もあるかなーと。
オススメとしては、1.〜3.で合計27万円ぐらい。これくらいつぎ込んでおけばそれなりのレベルの物は揃うと思います。
ツナギはメンテナンスをしておけば10年は着られると思います。私のツナギは1年使っていない期間がありますが5年目に突入しました。アマチュアライダーなんかだと一生涯で3着買うかどうかという物だと思うので、始めから遠慮なく欲しい物を買っておく事をオススメします!例えると武士の刀の鞘って感じの物ですかね。始めから30万円以上出せるぜぇ〜って人は行っちゃいましょう!←私には無理でした。

6.に関しては、始めから筑波や鈴鹿、茂木などのフルコースを走る人はもちろん、トミンや茂原ツインなんかのいわゆるミニサーキットを走る人も替えておいて問題ないと思います。ノーマルのままでも良いとは思いますが、ビビリミッターが先天的に低いイケイケな人はちょっと怖い思いをするかもしれません。

7.のタイヤについても新車の場合は始めに付いているタイヤでも良いとは思います。が、今まで私がサーキットに通って目にした状況だとセミハイグリップかハイグリップ/レーシングタイヤを履いている人が殆どなので、とりあえずセミハイグリップを履いておけば、タイヤの基本性能は周囲とイコールだという安心感は持てると思います。
ハイグリップタイヤは、私の場合はタイヤ任せの走りやフォームが染み付くんじゃないかと思ったのでまだ履いていません。
そのうち「今だ」という時期が来る事を期待しながら練習しています。
↑2014年4月追記。初めてハイグリップ(SC2)を履いた時は、まだ腕が足りてなかったのでグリップ感に負けてタイムが落ちました。慣れると何をしたら転けるんだって感じになりますが、立ち上がりでスライドもしますし転ける時は転けると思います。ただ、やっぱり安心感は想像以上なので練習にのめり込めます。
↑2019年5月追記。ハイグリップ(レース使用されているタイヤ)に変えて数年経ちましたが、まだまだ腕が足りてないのでw新品タイヤではタイムこそ上がりますがグリップ感に負けます。ただ、遊びでも今以下にタイヤのレンジを下げてサーキットでアタックはしたくないです。ちなみに、2018年頭くらいから?スパコルSC1も2も4万でおつりが来なくなり、定価付近でしか手に入らないようです。

8.は、通い続ける気持ちで走るのであれば初めから装着して走った方が良いです。やっぱりサーキット走行のモチベーターとして残り続けるのはタイム。これを把握しながら練習するのとしないのでは結構な差だと私は思います。タイマー貸し出しで一日の終わりに結果をプリントしてくれるサーキットもありますが、やっぱりリアルタイムに結果を見る事ができるラップタイマーを持っていて悪い事は一つもありません。
あとは工具を持ってない人は購入しなければいけませんが、初めてサーキットに行こうという人が揃える物は大体これくらいです。

9.はMFJのレースでは18歳未満の装着は義務で、スポーツ走行でも良くみかけるようになりました。大型バイクのタイヤ1セットより安く買えますが、ツナギ一体型は、転倒したら元に戻すのに結構な費用と時間がかかる物もあるようです。プライドワンの一体型?ツナギはジャケット式と同じ、ボンベ交換費用くらいみたいです。
僕は持っていません。まだ他人事なのか、余裕があったら買うのか、健康診断がずっと問題ない人の医療保険程度にしか思ってないのか、自分が思うかっこよくバイクに乗りたいのか、特に答えも無いって感じですね。どれも違うしどれもそうって感じで。

忘れていましたが、トランポで通う人は車代とトランポ装備、イス、テントなんかでプラス80万円〜が必要かなと思います。トランポがあればコケても体が無事なら何とか帰る事ができますが、自走はコケたら帰宅できる可能性がグンと減ります。

ここまでのポイントは、「お金で買える安心・安全」をどう消化するかだと思います。

次は走行に関するお金のお話です。
■サーキット走行当日
 ・ライセンス料:初回のみ、1年間など場所によって違います。無料の(というか無い)
  所もあります。
 ・高速代往復(下道onlyで行ける人はラッキー!
  私は片道2時間ちょっとの茂木も基本は下道通い。)
 ・ガス代
 ・サーキット走行料
 ・食事、飲料代

当日に必要な料金はコレくらいです。
総額はサーキットによってまちまちですが、茂原だと大体1万6千円くらい(自走)。トミンだと1万円弱くらい。

また、タイヤ含めて消耗品等、維持費として年間数万〜数十万必要ですね。タイヤは本当に走れば走る程、タイムが速ければ速い程早く消耗します。

以上ですが、参考になりましたでしょうか。

あとはサーキット走行のルール(ピットイン/アウトの仕方や旗の種類と各旗でのお作法)を覚えて、一周でも走れば右肩上がりに楽しくなると思います。こけるまではw
では!

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